目次
■ 概要(最初に結論)
人前で緊張しているとき、私たちはこう思います。
「声が震えているんじゃないか」
「手が震えているんじゃないか」
「顔が赤くなっているんじゃないか」
でも実は――
あなたが思っているほど、周囲はあなたを見ていません。
この事実を理解するだけで、
あがり症の苦しさは大きく変わります。
■ あがり症の人が気にしてしまうこと
あがり症の人は、緊張してくると
身体の変化を強く意識します。
例えば、
・声が震えている
・手が震えている
・顔が赤くなっている
・心臓の鼓動が速い
そして、こう考えます。
「これが周りにバレているんじゃないか」
すると、
・震えないようにする
・バレないようにする
・普通に見えるようにする
このように、
症状をコントロールしようとします。
しかし、ここに
大きな落とし穴があります。
■ 人は自分の状態を過大評価する
人は不安が強くなるほど、
自分の状態を拡大して感じるようになります。
小さな変化でも、
「大変なことが起きている」
と感じてしまうのです。
例えば、
少し声が揺れただけで
→「完全にバレた」
少し詰まっただけで
→「失敗した」
手が少し震えただけで
→「みんな気づいている」
しかし実際には、
これは多くの場合
自分の頭の中の解釈です。
■ 「スポットライト効果」という心理
心理学には
スポットライト効果(Spotlight Effect)
という現象があります。
これは、
「自分は周囲から注目されている」
と、
実際以上に感じてしまう心理です。
つまり、
自分では
スポットライトを浴びているように感じていても、
周囲の人は
そこまで細かく見ていません。
これが、人間の普通の状態です。
■ 実際の見え方とのギャップ
自分の中では
「大パニック」
でも周りから見ると
「ちょっと緊張している人」
これくらいのことがほとんどです。
私の教室では、
スピーチの様子を録画し、
後日、フィードバック動画として
一人ひとりにお送りしています。
すると多くの方が、こう言います。
「思っていたより普通でした」
「こんなに落ち着いて見えると思いませんでした」
つまり
自分のイメージと現実には、大きな差がある
ということです。
■ あがり症の改善はここから始まる
あがり症の改善は
自分の解釈を疑うこと
から始まります。
例えば、
・もしかしたら
思っているほど震えていないのかもしれない
・もしかしたら
周りはそこまで気にしていないのかもしれない
そう考えるだけで、
少し肩の力が抜けます。
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■ 緊張を軽くする二つの視点
ここで、
スピーチ革命塾でお伝えしている
「心のフォーム」
が重要になります。
■ 心のフォーム① 自己一致
緊張してもいい。
多少震えてもいい。
そんな自分に
OKを出せている状態。
これが
自己一致
です。
無理に強がらない。
平気なふりをしない。
それだけで、
体の力は自然と抜けていきます。
■ 心のフォーム② プレゼントマインド
もう一つ大切なのが、
プレゼントマインド
です。
人は、
あなたの震えや声の揺れよりも、
「この人は自分に何を届けようとしているのか」
そこを感じ取っています。
だからこそ、
身体の反応ではなく
目の前の相手に意識を向ける。
・相手に何を届けたいのか
・相手にどうなってほしいのか
そこに意識が向いたとき、
不思議と
緊張は小さくなり、
話し方は変わります。
■ まとめ
あなたが思うほど、
人はあなたを見ていません。
あなたが感じているほど、
緊張は目立っていません。
だからこそ、
震えてもいい。
緊張してもいい。
そのままの自分で
目の前の相手に向き合う。
それが、
自然体で話せる一番の近道です。
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🧑🏫 著者紹介
大澤宏彰(おおさわ ひろあき)
社会人のあがり症専門メンタルトレーナー
人前や対人場面で「本来の力を発揮できない社会人」に向けて、
メンタルから話し方を変える指導を行っている。

営業職を経て、小学校教員として14年間勤務。
学校の教育相談担当として700件以上の面談を担当し、
特別支援教育(発達障害支援)の分野では全国レベルの実績を持つ。
しかしその一方で、
自身も重度のあがり症に長年悩んでいた。
人前や対人場面に強い恐怖を感じ、
教師でありながら「話すこと」が怖い。
手足が震える。
声が詰まる。
頭が真っ白になる。
そんな状態を何度も経験してきた。
あがり症に苦しみ、
一時期は自信を完全に失い、
ベッドから動けなくなるほど追い込まれる。
「このままでは変われない」
そう決意し、
話し方・心理学・メンタルトレーニングを
20年以上かけて徹底的に学び直す。
その経験から確信したのは、
話し方は“表面的な技術”ではなく、“メンタル”から変えなければ変わらない
ということ。
現在は、自身の克服体験と教育現場で培った指導力をもとに、
「メンタルから変える話し方教育」を専門に活動している。
■ 主な活動
・スピーチ革命塾 主宰(スピーチ実践/コミュニケーション実践)
・企業研修講師(プレゼン/対人コミュニケーション指導)
・登壇経験 約20,000時間
・受講生 延べ1,000名以上(3年間)
埼玉・群馬を拠点に、
あがり症克服専門の話し方教室を7教室運営。
現在はオンライン教室・個別トレーニングも行い、
全国の社会人の「話せない悩み」をサポートしている。
話すのが怖い人ほど、変われる。
あがり症は、性格ではなく“心の状態”です。
正しい順番で整えれば、誰でも変わることができます。
もしあなたが、
「頭では分かるのに、実際の場面でできない」
そう感じているなら、
それは能力の問題ではありません。
正しいやり方を、
正しい環境で実践できていないだけです。
話し方は、理解だけでは変わりません。
実際に“話す経験”を通して、はじめて変わります。
スピーチ革命塾では、
緊張している状態のままで話しながら、
「心のフォーム」を整えていく実践トレーニングを行っています。
同じ悩みを持つ社会人の中で、
安心して“そのままの自分で話せる場”を用意しています。
一人で変えようとしなくて大丈夫です。
変わる人は、「一歩踏み出した人」です。
まずは一度、体験してみてください。
埼玉・群馬を拠点に対面開催
オンラインでも全国対応