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職場の人間関係がうまくいかない人が、無意識にしていること|話し方より大切な「心の在り方」

職場の人間関係がうまくいかない人が、無意識にしていること|話し方より大切な「心の在り方」

人間関係がうまくいかない原因は、意外なところに表れる

「なぜか職場の人とうまくいかない」

「自分のことを分かってもらえない」

「周りの人に恵まれない」

人間関係に悩んでいると、どうしても相手の言動が気になります。

「あの人が悪い」

「あの人が分かってくれない」

「環境が悪い」

もちろん、本当に相手に問題がある場合もあります。

しかし、これまで話し方を通じて多くの方の相談に向き合ってきて、私は感じることがあります。

人間関係がうまくいかない原因は、大きな出来事よりも、本人が無意識にしている「小さな行動」に表れていることがあるということです。

先日、そのことを改めて考えさせられる出来事がありました。


私が「遅刻そのもの」より気になったこと

先日、ある方から相談を受けました。

個人情報がありますので詳しい内容は伏せますが、その方から事前に、

「相談の開始時間を少し早めてもらえませんか」

というお願いがありました。

そこで私は予定を調整し、その方の希望する時間に合わせました。

ところが当日、その方は約束の時間に10分ほど遅れて参加されました。

もちろん、遅刻すること自体は誰にでもあります。

電車が遅れることもある。急な仕事が入ることもある。家庭の事情だってあるでしょう。

私が気になったのは、10分遅れたことではありません。

遅れたことについて特に申し訳なさそうな様子もなく、そのまま当然のように相談が始まったことでした。

その姿を見たとき、私は率直に思いました。

「もしかすると、この方が人間関係で悩んでいる原因は、こういうところにもあるのかもしれないな」と。


「やってもらって当たり前」が信頼を失わせる

相手が、自分のために予定を調整してくれた。

相手が、自分のために時間を空けて待ってくれている。

相手が、自分の話を聞くために準備をしてくれている。

そこに意識が向いていれば、

「時間を調整していただいて、ありがとうございます」

「遅れてしまって申し訳ありません」

という言葉が自然に出てくるのではないでしょうか。

しかし、意識が自分のことだけに向いてしまうと、

「自分はサービスを受ける側だから」

「お金を払う側だから」

「こちらの都合に合わせてもらって当然」

という感覚になってしまうことがあります。

でも、これは大きな勘違いです。

お金を払う側であろうと、サービスを提供する側であろうと、その前に人と人です。

相手にも時間がある。

相手にも都合がある。

そして、相手にも気持ちがあります。

人間関係の土台は、「自分も相手も同じ一人の人間である」というところから始まる。

私はそう思っています。


経営者になって初めて分かった、見えない時間と労力

これは私自身も、偉そうなことを言える人間ではありません。

むしろ、一人の経営者として仕事をするようになって、初めて気づいたことがたくさんあります。

組織の中で働いていた頃の私は、誰かが自分のために時間を使ってくれていることや、見えないところで準備してくれていることに、今ほど意識が向いていませんでした。

しかし、自分がサービスを提供する側になってみると、よく分かります。

一本の連絡をする。

一回の相談を受ける。

一つの講座を開催する。

その表側だけを見れば、わずかな時間に見えるかもしれません。

でも、その裏側では、予定を調整し、準備をし、資料を作り、相手のことを考えながら時間を使っています。

自分がその立場になって、初めて見えるようになったものがありました。

だから今は、誰かに何かをしてもらえることを、以前より「当たり前」と思わなくなりました。

同時に、「やってもらって当然」という姿勢にも敏感になったのだと思います。

人は、自分一人だけで生きているわけではありません。

見えていないところで、誰かの時間や労力に支えられています。

そこに気づけるかどうか。

ここは、人間関係において非常に大きいと思うのです。


人間関係は「大きな失敗」より小さな行動で決まる

人間関係というと、

「コミュニケーション能力を高めなければ」

「話し方を勉強しなければ」

「相手に好かれる会話術を身につけなければ」

と考える人がいます。

でも、もっと手前にあるものを忘れてはいけません。

連絡をもらったら、返信する。

約束した時間を守る。

遅れてしまったら、謝る。

何かをしてもらったら、「ありがとう」と伝える。

相手の都合も考える。

どれも特別なテクニックではありません。

しかし、こうした小さな行動の一つひとつに、その人が相手をどう見ているかが表れます。

そして、信頼とは、こうした小さなものの積み重ねによってつくられていく。

逆に言えば、

「これくらい別にいいだろう」

「言わなくても分かるだろう」

「相手がやるのは当然だろう」

その小さな積み重ねによって、本人が気づかないまま信頼を失っていくこともあります。

人間関係を壊すのは、大きな一回の失敗より、「相手を大切にしない小さな行動」の積み重ねなのかもしれません。


丁寧な言葉より、その奥にある「心」が伝わる

私はスピーチ革命塾で、「誠の心を持って、人と接すること」を大切にしています。

誠の心とは、難しいものではありません。

目の前にいる相手を一人の人間として尊重し、真心を持って向き合うことです。

これは、人前でスピーチするときだけの話ではありません。

メッセージを返すとき。

誰かと約束するとき。

お願いをするとき。

何かをしてもらったとき。

普段の何気ない行動に、その人の「心の在り方」は出ます。

どれほど敬語が上手でも、

「やってもらって当然」

「自分の都合が優先されて当然」

と思っていれば、その心はどこかに表れます。

言葉。

声。

表情。

態度。

返信の仕方。

時間の扱い方。

人の心は、隠そうとしても案外隠せません。

逆に、

「ありがとう」

「助かりました」

「申し訳ありませんでした」

そんな短い言葉であっても、本当に相手を大切に思っていれば、その心もまた伝わります。

だから私は、話し方を「言葉の使い方」だけだとは考えていません。

話し方とは、その人の心が外に表れたものです。


人間関係に悩んだときこそ、自分に問いかけてほしい

今回、私はその方に、初対面ではありましたが少し厳しくお伝えしました。

ただ、一度指摘されたくらいでは、なかなか変わらないかもしれません。

なぜなら、人との接し方には、その人が長い年月をかけて身につけてきた「癖」があるからです。

本人にとっては、それが普通。

だから、自分では気づきにくい。

人間関係に悩むと、私たちはつい、

「あの人が分かってくれない」

「職場の人がおかしい」

「自分は人に恵まれない」

と考えます。

そんなときこそ、一度だけ自分に矢印を向けてみてほしいのです。

「私は、相手の時間を大切にしているだろうか」

「相手の気持ちを想像しているだろうか」

「何かをしてもらうことを当たり前にしていないだろうか」

「ありがとう、申し訳ありませんを、きちんと言葉にしているだろうか」

これは、自分を責めるためではありません。

自分を変えられる可能性を取り戻すためです。

相手だけを変えようとしている限り、自分にはできることがありません。

しかし、

「もしかしたら、自分にも見直せるところがあるかもしれない」

と思えた瞬間、自分から人間関係を変える余地が生まれます。

ここが大きいのです。


自分のことしか考えない人がいるからこそ、誠実な人が信頼される

世の中には、

「やってもらって当たり前」

「自分の都合が優先されて当然」

という人もいます。

丁寧に連絡しても返事をしない。

何かをしてもらっても感謝を伝えない。

自分の気持ちは分かってほしいけれど、相手の気持ちは考えない。

そうした行動を繰り返していれば、少しずつ人からの信頼を失っていきます。

ところが本人には、その理由が見えません。

そして、

「なぜ自分は人間関係に恵まれないんだろう」

と悩み続ける。

これは、とてももったいないことです。

でも、逆に考えてみればいい。

自分のことしか考えない人がいるからこそ、

相手の立場を考えられる人。

約束や時間を大切にできる人。

感謝やお詫びを言葉にできる人。

誠実に人と向き合える人。

そんな人は、これからますます信頼されます。

特別に話が上手である必要なんてありません。

完璧なコミュニケーション能力もいりません。

「目の前の人を大切にしよう」

その心がある人の周りには、少しずつ信頼が積み上がっていきます。


結局、話し方も人間関係もテクニックではない

私は話し方を教える仕事をしています。

だからこそ、最後に行き着くのはいつもここです。

結局、話し方も、人間関係も、テクニックではありません。最後は「心」です。

どれほど話し方の技術を身につけても、相手を思いやる心がなければ、言葉は人の心に届きません。

どれほど人間関係のノウハウを学んでも、

「自分さえよければいい」

という意識のままでは、本当の信頼関係をつくることは難しいでしょう。

話し方とは、その人の心が言葉になって表れたもの。

人間関係とは、その人の心の在り方が日々積み重なって形になったもの。

だから、変えるべきなのは表面的な「言い方」だけではありません。

その言葉を生み出している、自分自身の心です。

自分の心に正直に。

そして、真心を込めて、相手のために。

すべては、その人の心の在り方から始まります。

今日、少しだけ振り返ってみてください。

自分は、誰かがしてくれたことを「当たり前」にしていないだろうか。

「ありがとう」

「申し訳ありません」

そんな短い一言を、きちんと言葉にできているだろうか。

ほんの一言です。

でも、その一言に、その人の心が表れる。

そして私は、そうした**「誠の心」こそが、人の心に届く話し方と、長く信頼される人間関係をつくっていく**のだと思っています。


今日のまとめ

・人間関係の問題は、日常の小さな行動に表れることがある
・「やってもらって当たり前」という意識は、知らないうちに相手へ伝わる
・信頼は、約束・返信・感謝・お詫びなどの小さな積み重ねから生まれる
・人間関係に悩んだときは、相手だけでなく自分の在り方を振り返ってみる
・話し方も人間関係も、最後に相手へ伝わるのは「心」である


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・会話が怖いのはなぜ?会話が続かない人が知らない本当の原因と解決法

・わかってもらえない苦しさから自由になる考え方


■スピーチ革命塾では「話し方の土台」から整えます

人前でうまく話せない。

職場でのコミュニケーションに悩んでいる。

人間関係になると、なぜか本来の自分を出せない。

そんな悩みに対して、スピーチ革命塾では話し方のテクニックだけを教えているわけではありません。

大切にしているのは、「心のフォーム」という話し方の土台です。

自分の心に正直であること。

そして、相手のために話すこと。

この土台を整えながら、緊張しても自分らしく、人と誠実に向き合える話し方を一緒に育てていきます。

一人で悩み続けている方は、無料相談や体験講座をご利用ください。

話し方を変えることを入り口に、自分自身の「人との向き合い方」を見直すきっかけになればと思っています。

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