目次
■ 概要と結論(最初に答えをお伝えします)
人前で緊張してしまう理由は、
話し方が下手だからでも、度胸がないからでもありません。
多くの場合、
「話す目的」を見失っているだけです。
話す本来の目的は、
「うまく話すこと」でも
「失敗しないこと」でもありません。
相手に伝えること。
この目的に立ち返るだけで、
人前での緊張は、驚くほど和らぎます。

■ 人前で話すとき、こんなことを考えていませんか?
人前に立つと、
頭の中がこんな言葉でいっぱいになることはありませんか?
- うまく話さなきゃ
- 噛まずに話さなきゃ
- あがらずに話さなきゃ
とても自然なことです。
でも、ここで一度、
立ち止まって考えてみてください。
■ そもそも「話す目的」とは何か?
人前で話すことも、
普段の会話も、すべて コミュニケーション です。
コミュニケーションの本来の目的は、
とてもシンプル。
👉 相手に伝えること。
ところが、人前に立った瞬間、
- 失敗しないように
- 上手に話さなきゃ
- 変に思われたくない
という意識が強くなり、
気づかないうちに、
目的が「自分のこと」にすり替わってしまうことがあります。
■ プレゼントを渡す場面を想像してみてください
ここで、少し想像してみてください。
🎁 友だちにプレゼントを渡すとき。
- 手が震えないかな
- 渡し方、変じゃないかな
そんなことばかり考えて渡すより、
- これを渡したら喜んでくれるかな
- どんな顔をしてくれるかな
と、ワクワクしながら渡しませんか?
話すことも、これとまったく同じです。
■ 話すときに意識したい、たった一つのこと
「うまく話せるかな?」ではなく、
こう問いかけてみてください。
「この言葉で、相手にどんな気持ちになってほしいかな?」
- 少し安心してほしい
- 元気になってほしい
- 前向きな気持ちになってほしい
この問いに意識を向けると、
自然と視線は「相手」に向かいます。
すると、不思議なことに、
緊張は“中心”から外れていくのです。
■ 緊張しやすい人ほど、目的がズレやすい
特に、緊張しやすい方ほど、
無意識のうちに目的が
**「自分の評価」**に向いています。
- どう見られるか
- 失敗しないか
- ダメだと思われないか
でも、これは性格ではありません。
ただのクセです。
そして、クセは
意識すれば必ず変えられます。
■ 今日からできる、小さな意識の切り替え
まずは、人前で話す前に、
この一言を自分に問いかけてみてください。
「今日は、何を伝えたいんだろう?」
「この話で、相手に何を届けたいんだろう?」
それだけで十分です。
完璧にできなくていい。
途中で忘れてもいい。
思い出した瞬間に、
また目的を「相手」に戻せばいいのです。
■ まとめ|目的を思い出すと、人前は怖くなくなる
話す目的は、
自分をよく見せることではありません。
相手に伝えること。
このシンプルな目的に立ち返ることが、
人前で緊張しないための
いちばん確かな近道です。
プレゼントマインドとは、
特別なテクニックではなく、
話す目的を、正しい場所に戻すこと。
もし次に人前で話す機会があったら、
ぜひ思い出してください。
「今日は、相手に何を届けようか」
その瞬間から、
あなたの話し方は、
少しずつ変わり始めます。
▶︎ あわせて読みたい|緊張と戦わない考え方
話す目的を思い出しても、
それでも不安や緊張が湧いてくることはあります。そんなときに大切なのは、
無理に抑え込もうとしないこと。緊張を敵にせず、
味方につける考え方をまとめた記事はこちらです。
🧑🏫著者紹介
大澤宏彰(おおさわ ひろあき)
埼玉のあがり症専門メンタルトレーナー

かつては、人前で自分の名前すらうまく言えないほどの“極度のあがり症”。
それでも――「どうしても伝えたい」という想いだけを支えに、人前に立ち続けてきました。
その経験の中で痛感したのは、
話し方を変えるには、まず“心”を整えること。
緊張してもいい。不安でもいい。怖くてもいい。自信がなくてもいい。
それでも、目の前の人に心を込めて話すことが何より大切。
上手に話すためのテクニックよりも、
「誰のために話すのか」という“マインド”が変わった瞬間、
人は誰でも、自然と堂々と自分を表現できるようになる。
それが、私がたどり着いた“あがり克服の原点”です。
現在は、あがり症克服のためのマンツーマン・メンタルトレーニングのほか、
埼玉でスピーチ教室【スピーチ革命塾】や、
コミュニケーション実践教室【コミュトレ道場】を主宰。
「話すのが怖い人ほど、変われる。」
その信念のもと、
ひとりでも多くの人が「自分の声で生きる」社会を目指しています。
📍埼玉を拠点に、オンライン・対面で指導
📩 無料相談・体験教室 → こちらから