🌸あがり症・緊張克服コース
「緊張しても大丈夫」自分の心に正直に向き合い、100人規模の会を進行できました
人前に立つと、緊張していることを周囲に悟られないよう、平静を装っていた40代会社員女性のNさん。
「しっかりしなければ」と思うほど、心と身体に力が入り、自分らしく話せなくなることに悩んでいました。
しかし、マンツーマンレッスンを通して「緊張してもいい」「緊張も自分の一部」と受け入れられるようになり、会社で行われた約100人規模の会では、緊張しながらも落ち着いて全体を進行できました。
CASE STUDY 「緊張を隠さなければ」から「緊張している自分でいい」へ――自分の心に正直になれたことで生まれた変化
緊張していることを悟られまいと、平静を装っていた
Nさんは、人前に立ったときに緊張することだけでなく、その緊張を周囲に知られることにも強い抵抗を感じていました。
「緊張する自分を見せるのは恥ずかしい」
そう思い、人前では次のように振る舞おうとしていました。
緊張していることを悟られないようにする
落ち着いているように見せる
しっかりした自分でいようとする
不安や動揺を表に出さないようにする
ところが、緊張を隠そうとすればするほど、自分の状態が気になり、気持ちにも身体にも力が入ってしまいます。
特に「ちゃんとやらなければ」と思う場面ほど、余裕がなくなり、自分らしく話せなくなる感覚があったそうです。
「緊張してはいけない」と考えるほど、苦しくなっていた
Nさんは、それまで緊張を「人前でうまく話すために、なくさなければならないもの」と捉えていました。
緊張している自分を否定し、落ち着いた自分を演じようとする。
しかし、心の中では緊張しているのに、外側では平静を装おうとするため、自分の本当の状態との間にズレが生まれていました。
緊張そのものに加えて、「緊張を隠さなければならない」という負担まで抱えていたのです。
「緊張してもいい」――自分の心に正直に向き合う
マンツーマンレッスンを重ねる中で、Nさんが学んだのが「緊張を無理になくそうとしなくてもいい」という考え方でした。
緊張は、人前で大切な役割を果たそうとするときに起こる自然な反応です。
スピーチ革命塾では、緊張や不安を否定せず、今の自分の心に正直でいることを「自己一致」と呼んでいます。
「緊張してはいけない」と自分を変えようとするのではなく、「今、自分は緊張しているんだな」と、その状態をそのまま認める考え方です。
Nさんも少しずつ、緊張を消そうとするのではなく、自分の一部として受け入れられるようになっていきました。
緊張を隠そうとせず、素直に向き合っていいと分かりました。
そんな自分もいるんだな、と受け入れられるようになりました。
自分の心を否定せず、客観的に見つめられるようになったことで、以前よりも心に余裕が生まれていきました。
約100人規模の会で、全体の進行を任されることに
その変化が表れたのが、会社で行われた約100人規模の会でした。
Nさんが担当したのは、大勢の参加者が集まる場でのファシリテーションです。
全体の様子を見ながら進行し、予定に沿って会を動かしていく必要があります。
以前のNさんであれば、「緊張していることを悟られてはいけない」「落ち着いて見せなければ」ということに意識が向き、余裕を失っていたかもしれません。
しかし今回は、緊張を否定したり、隠そうとしたりせず、その状態を認めながら本番に臨みました。
緊張したままでも、100人規模の場を落ち着いて進行できた
約100人を前にして、Nさんの緊張が完全になくなったわけではありません。
それでも、自分の緊張を受け入れながら、落ち着いて全体を進行することができました。
Nさんは、当日の様子を次のように振り返っています。
緊張している自分を認めながら、うまく付き合えたことで、全体の進行も落ち着いて進めることができました。
以前のように緊張へ意識を奪われるのではなく、緊張した状態でも、場全体へ意識を向けられたことが大きな変化でした。
緊張をなくしてから力を発揮したのではありません。
緊張を抱えた自分のまま、約100人が参加する会で役割を果たせたのです。
「緊張しない自分」ではなく、「緊張と仲良くなれる自分」へ
現在のNさんは、「まったく緊張しない自分」を目指しているわけではありません。
目指しているのは、緊張する自分を否定せず、緊張と付き合いながら行動できる自分です。
そのために、日常の中でも次のことを続けています。
小さな実践を積み重ねる
緊張する場面から逃げずに向き合う
緊張した自分を、その都度受け入れる
これからも、緊張と仲良くなる経験を増やしていきたいです。
Nさんの変化は、「緊張しなくなった」ことではありません。
緊張する自分を否定せず、そのまま受け入れられるようになったことです。
その心の変化が、緊張を隠そうとして力んでいた状態から、緊張していても約100人規模の場を落ち着いて進行できるという、具体的な成功体験につながりました。